本の装丁でおなじみのイラストレーターの個展

クリアなカラーがリズミカルに広がる画面で表現されるのは、山や海、町並み、人物などさまざまなモチーフ。松尾たいこというイラストレーターの名前は知らなくても、シンプルだけれどインパクトのあるその作品は本や雑誌の表紙 名刺入れ 、ポスターなどで一度は目にしたことがあるのでは? その松尾たいこの初の大型個展「Taiko Matsuo|Layered」が、4月22日(金)よりポーラ ミュージアム アネックスで開催とのニュースが。
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1998年からイラストレーターとして活躍を始めた彼女。OLを経験後、30代でセツ・モードセミナーへ入学しイラストの道へ。その後、瞬く間にその才能を発揮し、第16回ザ・チョイス年度賞 鈴木成一賞受賞。広告やファッションブランドとのコラボも手掛けるけれど、特に点数が多いのが書籍の装画でその数250点以上。有名なところでは、 CHANEL財布 ベストセーラーになった横山秀夫の『クライマーズハイ』(文春文庫・写真)や、『日本の古典を読む』シリーズ全20巻(小学館)、スティーブン・キングなどの海外ミステリーも多数。『日本の古典を読む』シリーズは、『古事記』や『源氏物語』など、誰もが知っている古典文学の世界を大胆な構図とビビッドなカラーでイマジネーション豊かに表現。 CHANELポーチ 文字だけの小説の場合、作品のビジュアルのイメージを決定する装画は、作家にとっても重要なもの。ファンだけではなく、作家やデザイナーにも彼女の作品が愛されていることがわかるはず。
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今回の作品展は、既存の作品の貴重な原画が見られるのみならず、多数の新作も発表される。 ルイヴィトンシューズ さらに、初の試みとしてイラストをもとに空間を3次元に使って表現するインスタレーションも登場するというから、楽しみ。さらに、今回の個展に合わせて発売される初の画集の先行発売もあるとか。 女性シューズ

イマジネーション豊かな作品の原画に触れるとともに、OLからスタートして夢をかなえた女性の生き方にもきっと共感できるはず! ルイヴィトンシューズ